やりたいことは副業で - 個人事業主開業 [副業・兼業]
前回の記事「やりたいことは副業で - 講師デビューのはずが中止に」では、講師デビュー予定が中止になった事について書きました。
今回は、次の講師デビューまでの間に個人事業主として開業した事について書いておきます。
講師デビューの予定が中止になったおかげで、個人事業主として開業する時間が取れるようになりました。ところが、関連する本を買って読んだり、ネットで調べてみると、個人事業主として開業するには会社員とは異なり、実に色々な事を準備しなければならない事がわかりました。まず、以下の書類を提出する必要があります。
- 個人事業の開業・廃業等届出書(いわゆる開業届の事です)
- 所得税の青色申告承認申請書
「個人事業の開業・廃業等届出書」
開業届を書くにあたっては、以下のサイトを参考にしました。
外部リンク : 開業届の書き方・記入例・提出方法【個人事業の開業届】
開業届を書くときに悩んだのは、以下です。
職業
何を書けばよいかちょっと悩みましたが、「コンサルタント業」とすることにしました。
ここは参考程度のものらしいのですが、法定業種というのがあったので、その中から選びました。
屋号
店舗名や事務所名など、事業を営む上での名称を記入するらしいのですが、ここも参考程度のものです。空欄でもよいことになっているので、空欄としました。空欄の場合は、個人名で事業を営むことになります。私は今も屋号なしで個人名のままです。
事業の概要
概要という事で、詳しく書く必要はないです。今回は、「主に電子回路設計に関する、コンサルタント、講師。」としました。
「所得税の青色申告承認申請書」
以下のサイトを参考にしました。
外部リンク : 青色申告承認申請書の書き方と記入例
「所得税の青色申告承認申請書」を書くときに悩んだのは、以下です。
簿記方式
簿記って何?という状況だったのですが、青色申告で65万円控除を受けるには「複式簿記」を選ばないといけないので、こちらを選択しました。10万円控除で良い場合には「簡易簿記」を選ぶのですが、どうせ簿記をしないといけないなら65万円控除の青色申告の方がよいですよね。
備付帳簿名
何種類もの帳簿があり、どれを選べばよいかわからなかったのですが、色々調べてみると、売掛帳、買掛帳、固定資産台帳、総勘定元帳、仕訳帳が最低限必要らしいので、これらを選びました。
ところで、これらの帳簿は、エクセルとかで作ろうとすると素人にはとても難しいので、後程クラウド会計システムを導入しています。
「開業届提出」
「個人事業の開業・廃業等届出書」と「所得税の青色申告承認申請書」の作成と提出はe-Taxを使っています。
これについては以前の記事「e-Taxで開業届を作成、提出」に書いてあります。
「税務署からのお知らせ…」がメールで届き、「受付完了」が確認できれば終了です。
これで個人事業主として開業が完了です!
ところで、個人事業主にならなくても副業はできます。ちょっとした小遣い稼ぎ程度だと個人事業主としては認められず、雑所得扱いになる場合もあるようです。
これについては、以下が参考になります。
外部リンク : サラリーマンも事業主になれば節税ができる
私も開業届を税務署に受け付けてもらえたものの、個人事業主として認められるかどうかはまた別の問題のようです。
さて、次に帳簿をどうするか考えなくてはなりません。
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