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Verilog初級講師 - オンラインリハーサルの準備 [講師の仕事(副業)]

今回は、前回の記事「Verilog初級講師 - オンライン化準備」に続いて、オンライン講座の本番前にオンラインでリハーサルを実施することにしました。その前にオンラインリーサルに向けて準備をした事を書いておきます。
2020年5月の事です。

まず、オンラインリハーサルの前に幾つか準備、確認しておくことがあります。
既に本業側でテレワークを実施していたので、その経験上、以下のポイントを確認しました。

自宅ネットワーク環境の確認
自宅のネットワークは光回線なので問題なさそうです。
そしてPCとの接続は安定性を重視して、無線LANではなく有線LANにしました。
大学生の子供たちが、無線LANに接続してオンライン授業を受けていたりYouTubeを見ていたりスマホも接続されていたりするので、1台の無線LAN親機では少々不安です。
そのため、本業のテレワークでは有線LANを使っているのですが、特に問題なく安定していますので、講座の方も有線LANを使います。

ヘッドセット
ヘッドセットは特にマイクが重要です。本業のテレワークでもある特定の人だけとても聞き取りにくい事があるのですが、マイクをどうしているのか聞いてみると、PC内蔵のマイクを使っていたり、ヘッドセットではなくオーディオ用のヘッドホンのマイク(耳もとにマイクの穴が開いていて口から遠い)を使っていたりしています。
私は比較的評判の良いヘッドセットを使っていて、マイクも口のそばに配置できるので、特に問題にはなっていませんので、引き続きこのヘッドセットを使う事にしました。長時間装着していても、耳が痛くならない事も確認できています。
本当はテレビのニュースなどで見かける机上に置いて使うタイプのマイクを使えばベストなのでしょうね。

カメラの確認
カメラは本業のテレワークでは殆ど使いません。使う場合もノートPCについているカメラを使いますが、カメラの向きを変えられないので、ノートPCの配置によっては、自分の顔を写すのが困難な場合があり、使い勝手があまりよくありません。

色々調べていたら、デジカメをウェブカメラとして使う事ができるのを発見しました。
外部リンク : 「Imaging Edge Webcam」公開のお知らせ
私は、DSC-HX99を所持していたので、これに三脚を組み合わせてPCにUSB接続してウェブカメラとして使ってみました。すると、カメラの高さや向きが自由に変えられる上に、光学ズームも使えるのでとても使いやすいです。長時間の使用でも電源はUSB経由でPCから供給されるので問題なく、PC側のアプリやカメラの動作も安定しています。

実は当初スマホを使う事を検討していたのですが、PC側のアプリが不安定で時々ハングアップしたり、スマホをウェブカメラとして使っている最中に電話がかかってきたりとあまり使い勝手がよくありません。おまけにスマホが結構熱くなるので、少々不安でした。

背景加工ソフトの導入
Snap Cameraというアプリを導入しました。
DSC-HX99を接続するために立ち上げるアプリ「Imaging Edge」をSnap Camera側で選択しておけば、問題なく使えます。
多数の背景があり、色々遊べそうです。講座で使う背景は、無難なものを選びました。

PCの確認
PCの性能が十分かどうか確認する必要があります。
WebExを使いながらウェブカメラをつないで背景加工ソフトを使うだけでも結構なCPUパワーとメモリを消費します。さらに演習問題の時は、FPGAのツールも動作させるため、注意が必要です。
FPGAのツールはかなり重いので、このツール利用時はカメラをオフにする事にしました。

ディスプレイの確認
対面式の講座の時は、ノートPCのディスプレイとプロジェクターの2台のディスプレイを使います。
オンライン講座ではノートPCに外付けディスプレイを接続して実施します。外付けディスプレイ側をWebExで共有し、ノートPCのディスプレイで受講者に見えないようにして各種準備を行います。
つまり、外付けディスプレイが対面式講座の時のプロジェクターに相当するという事です。

オンライン講座実施場所の確認
自宅の場合、自宅周囲の音がマイクに入ってしまう事があります。
実際、本業でテレワークしている時、車の通過する音が聞こえたり、犬や猫の鳴き声が聞こえたりすることがあります。
そのためできるだけ静かな部屋を選びます。マンションなど防音性能の高い家ならよいのですが、我が家は木造なので外部の音がそれなりに入ってきます。それでも1Fよりは2Fの方がいくらか静かなので、2Fの部屋にしました。

 

最後に講師報酬の確認を行います。

講師報酬の確認
オンラインの場合の講師報酬を確認します。
対面式の講座の時と同一の報酬であることが確認できました。
ただ、対面式の時は3~4名以上の受講者がいないと開催されないのに対して、オンラインの場合は1名から開催されることになり、1~3名の時の報酬は人数に応じて減額されることになりました。
つまりオンライン講座は今まで対面式の講座では中止になっていたような受講者数でも開催されるという事です。
この場合は報酬が減るのですが、1か月に1回程度の講座ですので、中止になって間が開くよりも、少人数で報酬が減ったとしても中止せずに開催された方がありがたいです。というのも、定期的に講師の仕事をすることで私のスキルの維持ができているので、スキルを維持するという観点では毎月開催される方がいいのです。今までも講座が中止になって次の講座まで2か月程度空いてしまう事がありましたが、そうなると2か月後の講座直前のリハーサルが結構大変です。かといって講座がないのにスキル維持のためにリハーサルするのも空しいものです。

オンラインリハーサル前の準備、確認が終わったので、いよいよオンラインリハーサルを実施します。


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