Verilog初級講師 - 7回目 [講師の仕事(副業)]
今回は、Verilog HDL初級講師の7回目について書いておきます。
2019年10月の事です。
2日間の講座で、受講者は5名です。
過去の6回の講座を振り返ってみると、演習問題の時間が足りないという事がアンケートに書かれていることが多く、そこが少し気になっていました。
これまでは、演習の時はヒントだけ与えて演習を実施してもらい、演習の終了時に回答を渡していましたが、Verilogをこの講座で初めて触る人にとっては、ヒントだけでは難しく、テキストをあちこち参照しなが演習を実施していくので、時間がかかってしまいます。
その結果、人によっては演習が時間切れで終了する事になり、消化不良状態となり、アンケートにもそのことが書かれているケースが多いのです。
あともう少しで演習がが終わりそうなのに、時間切れで終わり…というのはちょっと悲しいですよね。
そこで、今回は、演習問題の説明後、すぐに演習問題の回答を渡すやり方に変えてみることにしてみます。
すると、ほぼ全員が時間通りに演習問題を終わらせ、演習がスムーズに進みます。
そして講座終了後のアンケートにも改善が見られました。
改善した結果がアンケートに表れると、うれしいものです。
ところで、本業の方ではこういう喜びというか感動というか、そういうものがないんですよね。
うまくいって当たり前、改善するのも当たり前、うまくいかなければ改善を要求される、という感じです。
本業でもできれば、喜びや感動のある仕事をしたいものです。
これで、Verilog HDL初級講師は
通算7回、受講者延べ人数は42名となりました。
コメント 0